特徴

動作例

  1. 基本
  2. 応用例

ドキュメント

使い方

以下のように記述し、jQueryとacarouselを読み込んで特定の要素をスライド化します。
<script src="(jQuery本体のパス)"></script>
<script src="jquery.acarousel.min.js"></script>
<script>
$(function() {
    // #carouselに対してカルーセル化を実行
    var acarousel1 = $("#carousel").acarousel();
});
</script>
上記のコードの場合、HTMLは以下のようにブロック要素で囲みます。
<ul id="carousel">
    <li>1つ目の要素</li>
    <li>2つ目の要素</li>
    <li>3つ目の要素</li>
    <li>4つ目の要素</li>
    <li>5つ目の要素</li>
</ul>
メソッドチェーンではありませんのでご注意ください。

コンストラクター

acarousel (object option): object
指定した要素をカルーセル化し、各メソッドが実行できるobjectを返します。引数optionに下記オプションを指定できます(各オプションはそれぞれ省略可)。
var acarousel1 = $("#carousel").acarousel();

一度に指定できる要素は1つまでです。
// 1つ目の要素に対してのみカルーセル化されます
// つまり、.carouselsの2つ目以降の要素と#carouselは無視されます
var acarousel = $(".carousels, #carousel").acarousel();

// それぞれの要素に対してカルーセル化させる場合は以下のようにします
var acarousel1 = $(".carousels").eq(0).acarousel();
var acarousel2 = $(".carousels").eq(1).acarousel();
var acarousel3 = $("#carousel").acarousel();

オプション

move_minimum: boolean (default=false)
移動量を最小にするか指定します。
trueにするとmoveメソッドの引数move_posに大きな値を指定してもループしません。
moveBefore: function (default=function () {})
アニメーション前に実行するコールバック関数を指定します。
moveStep: function (default=function (elem, index, pos_index, t) {})
アニメーション中の毎フレーム実行するコールバック関数を指定します。実行される回数は(毎フレーム)×(カルーセル化した要素数)となります。
コンストラクター時にもカルーセル化した要素分実行されますのでご注意ください。
引数elemはアニメーションするjQuery Objectが設定されます。
引数indexはアニメーションする要素のインデックスが設定されます。
引数pos_indexはアニメーションする要素の現在位置が設定されます。
引数tはアニメーションする要素の現在位置からの進行度(0~1)が設定されます。
moveAfter: function (default=function () {})
アニメーション後に実行するコールバック関数を指定します。
slideメソッドでは呼ばれません。

メソッド、プロパティ

option
上記オプションを参照できます。変更も可。
init ()
初期化を行い、表示を更新します。
要素の数が変更された場合等に実行するとよいでしょう。
move (float move_pos, mixed duration, string easing) : float
アニメーションを実行し、移動数を返します。小数点含めて指定できます。例えば1.5と指定すると1.5個分動きます。
引数move_posに移動する数を指定します。負の値も指定できます。
引数duration、easingはjQueryと同様の方法で指定できます。
既にアニメーション中の場合、そのアニメーションを停止させてから実行します。
moveByIndex (integer index, mixed duration, string easing) : float
アニメーションを実行し、移動数を返します。
動かす数は引数indexで指定した要素インデックスにより決定されます。
内部ではmoveメソッドが呼ばれます。
moveByElem (object elem, mixed duration, string easing) : float
アニメーションを実行し、移動数を返します。
動かす数は引数elemで指定した要素により決定されます。引数elemはカルーセル化した要素である必要があります。
内部ではmoveメソッドが呼ばれます。
slide (integer duration)
常時動くタイプのスライドアニメーションを実行します。
要素1つ分の移動量を引数durationで指定します。負の値も指定できます。
既にアニメーション中の場合、そのアニメーションを停止させてから実行します。
stop ()
アニメーションを停止します。
isAnim () : boolean
アニメーション中ならtrueを、停止状態ならfalseを返します。
count () : integer
要素の数を取得します。
getPos (integer offset) : object
現在の位置情報を返します。
index: 要素インデックス
point: 次の要素までの進行度(0~1未満)
引数offsetを指定すると現在位置から引数offsetだけ動かした分のインデックスを返します。

制限等